パームシュガーは、ヤシの樹液が原料で東南アジアのスイーツのみならず、生活の中で使われている砂糖です。
ヤシ類の樹液や、花序(花をつけた植物の茎や枝)から採取した樹液を加熱して結晶にした砂糖です。
現在は主にサトウヤシとニッパヤシから作られています。
一般的には、ブロック、顆粒状、液体で販売されています。
最近では、パームシュガーの健康の利点に注目されています。
ここで理解しておきたいのは、パームシュガーとココナッツシュガーの
違いです。
ココナッツシュガーは、ココヤシの花蜜から作られるお砂糖です。
どこで生産?
東南アジアだけでなく、インド、スリランカ、パキスタン、アフリカ、南アメリカ、カリブ海地域で生産されています。
パームシュガーと一般の砂糖の違い
違い① 栄養素
パームシュガーは未精製糖なので、ビタミンやミネラルが豊富であることが知られています。その結果、白砂糖と黒砂糖の代替品として人気が高まっています。
研究によると、主にカリウム、リン、亜鉛、鉄、マンガン、銅などのミネラルが含まれていおり、ビタミンBが豊富であることがわかっています。また、糖値を抑えることが知られているイヌリンと呼ばれる食物繊維も含まれています。
違い② GI値
パームシュガーのGI値は35。
それでは、他の糖類のGI値はどのくらいなのでしょうか?
- グラニュー糖:110
- 白糖:109
- 三温糖:108
- 黒砂糖:99
- 蜂蜜:88
- ココナッツシュガー:35
ほかのお砂糖と比べても一目瞭然ですよね。
気を付けないといけないのは、パームシュガーもお砂糖であるのには変わりありません。
カロリー的には、パームシュガーのカロリーは100gで375kcal。
これは上白糖の384kcalと大差ありません。
人によってもGI値は変化しますし、食品がどのように調理されるか、
何と一緒に食べるかによっても変わってきます。
ほとんどの場合、炭水化物を含む食品と混合されて調理されることが多いので、カロリー的には砂糖と同等となります。
ライフスタイルに合わせた使い方をしたいですね。
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